西和賀町菊池 伸也 |
経営概要
就農時 : いちご 6a 技術習得先 先進農家、農大(新規就農者研修)、町(農業塾) 農地 借地 9a 活用した資金・事業 青年就農給付金(経営開始型)、新規就農者等技術研修事業(農業公社)、JA資材助成 就農計画作成指導 普及セ・JAなど 主な販売先 JA 労力 3人(本人、両親)及び雇用(のべ60名・日) 資本装備 ハウス3棟、トラクタ1台 など |
食品を扱うサービス業に従事していた際、農業に興味を抱いた。また、土地利用型経営体にて機械作業に従事した経験から、作物へ手で直接取り扱う品目を志向するようになり「いちご」を選んだ。
農地は家族から借用。ハウスは町内生産者の斡旋を受けて中古支柱を入手し、自ら建設。実家に家族と居住。自己資金に加え、青年就農給付金(経営開始型)を利用し、就農時の資金を確保。
栽培開始直後は、一つ一つの作業やその段取りに手間取り、予定外の出費もあった。また、収穫量や果実品質が天候の影響を強く受けるため、生き物を扱うことの面白さと難しさを感じた。
小規模な圃場で所得を確保するため、四季成りいちごを栽培。
町内先進農家の指導を受けて栽培技術を習得。町が主催した農業塾を受講し、基礎的な知識を学んだ。
手間のかかる品目のため、規模の急拡大は避けて、省力的な品種や栽培方法の導入を進める。
収益性の高い持続可能な営農の確立。
農業は地方だから取り組むことの出来る仕事であり、やり方を自分で決めることも出来ます。天気には振り回され、肉体的に大変なこともありますが、魅力的でやりがいのある仕事です。
掲載日:2019年03月03日