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花巻市 照井 光雪 平成29年4月(就農2年目)

【2018年第3号】
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花巻市

照井 光雪
平成29年4月(就農2年目)


経営概要

就農時:きゅうり8a、アスパラガス15a、ねぎ10a
現 在:きゅうり14a、アスパラガス15a、ねぎ10a

就農形態 新規参入
技術習得先 先進農家
農地 自作地2ha
活用した資金・事業 青年等就農資金 農業次世代人材投資資金(準備型、経営開始型)等
就農計画作成指導 普及センター、市役所
主な販売先 JA
労力 2人(本人、母)4~5人(パート)
資本装備 トラクター1台、ハウス2棟、管理機等
就農の動機やきっかけ

 モノをつくることが好きで、約23年間モノづくりの会社に勤めていましたが、自分の考えでモノづくりができる農業に興味を持ち、農業をしてみたいと考えました。食は人間が生きていく中で必要なもので、家族にも美味しい野菜を食べてもらいたいという思いもあり、先進農家での研修により技術を習得し、農業を始めました。

就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

 青年等就農資金やJAの事業等を活用し、必要な機械やハウスを整備しました。

就農してみての感想

 就農1年目は、何もかも思いどおりいかずに大変でしたが、普及センターやJAの担当の方々が懸命にサポートしてくれたので、何とか最低限の収量を確保できました。

経営の特徴

 地域振興品目であるきゅうり、アスパラガス、ネギのJA出荷。露地栽培を主体に、施設栽培を組合せた長期継続出荷。

地域からの支援

 地域の皆さんに声を掛けていただくことが毎日の励みになっています。

課題と対応方向

 今後の規模拡大を見据えた労働力の確保

今後の目標

 まずは単収向上と品質向上を目指します。また、ハウスを増棟し、きゅうりを中心に出荷時期を拡大します。

就農希望者へのメッセージ

 農業は自然相手の職業なので思いどおりいかない事だらけです。しかし、会社員では経験できないことがたくさんありますし、自分次第で様々な選択肢ができるので、やりがいのある仕事だと思います。就農するには熱意はもちろんのこと、基本技術の習得としっかりとした栽培計画を立てることが重要です。


掲載日:2019年03月20日